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さて結構な頻度でのぞかしていただいている週刊オブイェクトのJSF氏は否定派で軍事評論家=佐藤守のブログ日記の佐藤氏は肯定派でした。
興味深かったのは両者がそれぞれの立場をとる理由です。
JSF氏は論文としては致命的な事実誤認の羅列と軍事のトップが陰謀論を主張することの二方向からの否定。
佐藤氏は明白に文章にされてないので僭越ながら文脈から類推すると、田母神氏の主張への賛同と政府の対応への反発でしょうか?
一方は理論で、もう一方は主義主張でというわけです。
JSF氏のほうは前回のエントリでも書いたのように事実誤認があったのは事実ですので田母神氏の擁護の仕様がありません。
逆に佐藤氏の政府の対応への反発ですが私としてはまだ正しい部類だったと思います。
軍隊、自衛隊というのは国の多数の手足の中での大きな部類の一つです。
そんな手足が脳のいうことをきかず行動するのは慎むべきことですし、もしそういうことがあるのなら大問題です。
むしろ定年退職などという甘い判断でなく更迭といった対応でもよかったのではないか?とすら思うのです。
ちょうど自衛隊法六十一条という隊員の政治的行為の禁止の条文があり、
自衛隊法施行令、八十六、八十七条において該当する目的、行為が詳しく記されています。
八十六条の五に政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張し、又はこれに反対すること。 とあり。
八十七条の一、三、十三にもそれぞれ抵触するので十分法的にも罰することができると思われます。
それよりも法文が玉虫色でいくらでもかけれそうだと思ったのは秘密
うまいこと考えがまとまらなかったので今日はこれくらいで。