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Magのつらつらと書き連ねるBLOG。 放置、暴走、多々あり。 自重はしないが自嘲はする。
(2024/04/26)
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(2008/09/29)
ちらっとこの間友達とのチャットの中で軍備に関する話題があったので自分なりにまとめてブログのネタに。
やっぱり自分の趣味のことを連載して書いてる方が更新って続くよね。

さっそくミリオタ濃度濃い目です。
しかも陸軍です。マニアックな選択です。
でも国防の要は陸軍です。日本の場合は島国で海軍も同様に大事ですがね。
なお機械化といってもサイボーグになるわけではありませんし、強化スーツ着こむわけでもありません。
これは歩兵部隊が装甲された車両を持っているという意味で、その車両のことを装甲兵員輸送車(以下APC)、歩兵戦闘車(以下IFV)とよび、それらの配備が進んでいることを機械化が進んでいるというのです。
そして機械化歩兵の最大の目的は戦車が戦線を突破するのについていきその穴を維持し広げていくことです。
そのため、APCというのは
・歩兵を戦車のスピードに合わせて素早く運ぶ
・歩兵をトラック等の非装甲車両よりも安全に運ぶ
という特徴を持っています。
そしてIFVというのはAPCの特徴のほかに。
・歩兵を支援するだけの火力も持つ
・限定的ではあるが対戦車戦闘も可能
という能力があります。
これにより、戦車の後をつけるだけでなく、突破を支援することができるようになります。
まあメリットがあれば当然デメリットもあるわけで、
コストがトラック<APC<IFVとどんどんとかかる点です。
正確な数字はわからんのですが右に行くのに2~3倍はかかっているかと。(エロい人教えて)

さて、機械化について説明したところで次にわれらが自衛隊の機械化度合いについてというわけですが、
お寒い限りです。
米軍?ロシア?いやいや韓国すら下回る配備率です。
米陸軍は53万程の常備人員を保持していますがそれに対しての主力のIFV(M2ブラッドレー)の配備数が4000両強。(総生産数4641両より推測)
APCも第二線級ではあるがM113を多数保持している。
ロシア連邦陸軍も39万人の常備人員に対して2万2千両の戦車を保持しているといわれている。
そしてそれに呼応するようにAPCもIFVも多種多数存在している。
正確な数がわからないのは、推して知るべき。
さてお隣の半島国韓国。
あの狭い国にも関わらず56万もの常備人員を持ち、自主開発のIFV、K21(900両配備予定)にAPCではK200(2000両以上生産)を持つ。
かの国は北の巨大な陸軍に対して抑止としての必然性があるために国家の規模に比べても大きくかつ機械化の進んだ陸軍を持たざるを得なかったともいえる。
翻って我が国は陸上自衛隊の定員155000人に対して89式装甲戦闘車(IFV)が70両前後。73式装甲車(APC)は338両と非常に少ない。
現状で米軍が大体100人に1両のIFVが配備されるのに対して韓国で200人に1両(APC)。陸自に至っては400人に1両(混合)と桁違いに遅れているのが現状です。
また数の上での主力の73式は文字通り70年代の装備で80年代後半のK200と比べて時速10kmほどの差がつけられており、アビオニクスの面でも差がつけられていると思われる。
また73式後継の車両がIFVではなく装輪式APCの96式か小型軽装甲の軽装甲機動車であるというのも不安材料でもある。

(注 Magは本職の軍事評論家でも某掲示板群の知識人でもありません。 知識のある方の突っ込みとうあればうれしいです)

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無題
軍事系はまったくわからんのですが、日本は戦争の危機なんてほとんどなかったし、そんなことに金をかける余裕もなさそうなので遅れているのは仕方ないんじゃないかい
MilKyway  2008/09/29(月)21:05:16 編集
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