おいいい、何という出まかせ文章買い取るんじゃぁ
張作霖爆殺事件はコミンテルンの陰謀であるとの考えが一般的。
→その説もあるが決して一般的でも多数派でもない。むしろ多くから『トンデモ』扱いされるもの。
日本は満州において精力的な開発支援を行い、満洲の人口増加、工業化を促した。
→そこまでは事実としても、『だから日本軍は侵略行為などしていない』ってのはおかしい。
そもそも自民族以外のところに軍を派遣し統治するというのは紛れもない侵略行為。
日本軍の統治方法が欧米の植民地的方法とは異なっただけのこと。
あくまで、侵略で得た領土を自国領土の延長線上ととらえるか、植民地ととらえるかの違いでしかない。
まあ日本人の古来からの性格として『和を持って尊し』みたいなものがあるから欧米の植民地的発想が元来なかったとも考えられる。
アメリカもコミンテルンに操られていた
→はいはいワロスワロス。
フライングタイガースを中国に送ったのも日米開戦を迫ったのもアメリカ自身、しいてはフランクリン・ローズベルトの意思。
ハリー・ホワイトが実際にスパイであったのは事実のようだが決して彼一人でハル・ノートが出来上がるわけではない。
日米交渉はローズベルト大統領もコーデル・ハル国務長官かかわってる。彼らを無視して自らの意思を押しとおすことができる立場にハリー・ホワイトはいない。
あと一般的にいうとヴェノナファイルじゃなくて、
ベノナ文書。
ヴェノナファイルで調べてみたら氏の論文とその感想しか出なくて『これはもしかするとでっち上げか?』と疑ってしまったのは秘密。
次いで、フライングタイガースが初めて日本軍機と交戦したのは12/20。日米開戦は12/8。
ということでアメリカは決して開戦一か月前から攻撃してたなどということはございません。
とかなり文章がぼろぼろです。
こんな文章を書く人が国防の要だったのか……
なんとなくさっさと懲戒免職されたのがわかる気がします。
てかこんな『事実誤認』の甚だしい人に生活守ってもらいたくはねえや。
で、氏が更迭されたのは「航空自衛隊のトップであるものが国の見解と全く異なる意見を示すのは立場上不適切である」とのことですが、もっと本質的には自衛隊法では現職自衛官は政治的行為に参加してはならないという規定があります。
今回のように文書を作成し配布するという行為も政治色があるのならば当然してはならないことなのにやったというあたり、彼には更迭される可能性を考えなかったんでしょうか?
まあ自衛隊を縛るべき自衛隊法をそのトップ直々に破ったというのは国民、政治家からの自衛隊への不信感の成形を手助けするでしょう。
その点においては彼自身をコミンテルンの手先とも考えてしまうMagでありました。
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